2016年7月31日日曜日

薄切り肉

これまでまともな料理をほとんどしなかったので全く気付いていなかったけど
どうやらアメリカには薄切り肉がないらしい
肉の塊しか売っていない。これはアメリカに限った話ではなく、ヨーロッパでも
結構そういうところが多いらしい。全然知らなかった。
ドイツから留学してきた学生はすべからくお好み焼きを好きになって帰るけど
そのうち数名は帰ってから自分で作ったと言っていた。
きっと薄切り肉を手に入れるのは苦労しただろうなあ、などと考える。

色々解決法がネットに転がってたけど、一番楽そうだったのは個人経営の肉屋でお願いすること。
今度聞いてみよう。

あと結構不思議なんですが、日本で見るアメリカ産の肉って安いですよね。
にもかかわらず、こっちで見る肉は結構高いです。どういうカラクリになっているんだろう?
謎。


後日談:ポータースクエアにあるスーパーにて薄切り肉発見!特に高くもないらしい。よかった。

Robbins Farm Park

今日は朝から家族で歩いて30分くらいのところにあるRobbins Farm Park
というところに行ってきた。
ボストン全域が見渡せる景色が有名な公園らしいけど、
遊具もたくさんあって娘はとても喜んでた。
Farm Parkということで公園の一角に畑があり、そこにも入らせてもらった。
おばさんからいろいろ話を聞く。どうもアーリントンは長岡京と姉妹都市らしい。
長岡京は学生時代バイトしてたりしたのでなかなか感慨深いものがありました。


遊んでいると、娘と同い年くらいの男の子がその友達らしき人間に押されながら
娘のところにやってきた。「お前が話しかけろよ!」「恥ずかしい!!!」といった感じに見えた。
東洋人は珍しいのか?でも他にも中国人らしき人物もいるぞ。
ということで、娘が可愛すぎるので話に来た、と好意的に解釈しときます。
娘はというと、恥ずかしくて我々の陰に隠れてました。

その後、空便で送ってた荷物が到着し、中に水着が入ってたので団地のプールに入る。
団地の人たちとも結構仲良くなってきた。

ステファンと昼食

少し時間が戻るけど、こないだステファンと昼食を食べに行った。
彼の専門はバイオで、その推定問題について研究しているらしい。
テクノロジー的な部分はよくわからないけど、理論的には無限次元系の推定になるらしい。
細かい部分はよくわからないけど、数学的興味のみから派生するのではなく
何か現実の問題に動機づけられるならそういう問題も面白いかもしれないですね。

2016年7月29日金曜日

家族到着

昨日の夕方の便で無事に家族が到着した。
そのままタクシーで自宅へ。娘は興奮のあまりか、なかなか寝なかったけど、
時差ボケのため早朝に起こされる。
周辺の店や遊ぶ場所なんかを紹介しつつ午前中を過ごす。
コチラに来て以来ずっと気になっていた近くの肉屋のステーキを初めて購入。
肉塊という感じだけど、値段は安い。食べるとまあアメリカの肉って感じの固めの肉で、
若いころは和牛の方が。。。となるところだけど、30過ぎて以来脂身が厳しくなった身としては
コチラの方がおいしく感じられる。

午後はHmartまでお買い物。大量にモノを購入。コメを担いで帰るのはなかなか酷だった。
今度はアマゾンを使おう。おいしいのかわからないけど。
おかげさまでHmartのコメはおいしかった。
数年前までもっと近くに日系スーパーがあったらしいが全部つぶれてしまったらしい。残念。

帰りのバスの中、娘は時差ボケでかなりきつそうにしてて、
帰ったら食事もそこそこに寝てしまった。朝まで寝られれば時差ボケも克服でしょう。
私のようなおっさんの場合、2時くらいに起きてしまい、ボケが長引くわけですが、
子供なら大丈夫なのかな?
とりあえず、運よく初日にリスとウサギが目の前に現れてくれてよかった。とても喜んでた。

あと、話題のポケモンGoをダウンロードしてみた。
賛否両論らしいけどまあ娘が喜んでるから良しとしよう。
個人的には「コレ、もしかして超地味じゃない?」と思ったことは秘密です。

2016年7月27日水曜日

ごはんですよ。

食べきりました。藤田先生、ありがとうございました〜


Rolf先生

オフィスにて突然声かけられて振り返ったらRolf先生でした。
めっちゃビビった。ACCに参加してからMITに滞在してたそうで。
ステファンとご飯食べてたみたい。

さて、今日はこの後Linaに論文のコメントもらって、、、明日はついに家族到着です!


2016年7月24日日曜日

おいしいごばん屋を求めて

今日は休むと決めたので、そこそこダラダラ過ごしたけど、
いつも家の近くで過ごすとご飯に困る。
そこで散策も兼ねていつもとは違う道にある歩いて15分くらいの
アジアレストランまで散歩することにした。
中は寿司のカウンターとかあってなんか期待が持てる感じ。

結構高かったけど果たして味はどうだろう。
おいしければ家族で来ても良いな。

家の近くにもあるけどこちらにも草野球のグラウンドがあった。
こっちは基本的に芝のグラウンドみたいです。さすが野球大国


暑かったので帰りにその辺の店でアイスを買って買い食い。普通においしかった。
その昔、小学校の低学年くらいのときにグーニーズっていうアメリカ映画
(確かファミコンにもなってたはず。。。あった。めっちゃ懐かしいな)
がテレビかなんかでやってて、デブキャラの子が食べてた
アイスが超おいしそうだったのを思い出した。

2016年7月23日土曜日

ダラスとペンシルバニア訪問

Bijoy先生からも返事が来て日程もおおよそ決まった。
あとは支援制度からのOKをもらえれば決まり。実は申請期限を過ぎているのだけど。。。

Minghuiからもメールが来た。9月末で大丈夫らしい。
こっちは早めに処理すれば期限内に終われるはず。

Spirit航空ってどうなんでしょうね。えらく安いんだが。近いから問題ない?

娘の文通

昨日嫁と娘とスカイプした。
小学校でお別れ会を開いてもらったらしく、たくさんプレゼントもらってた。
クラスの友達だけじゃなく、近所の子からも色々もらってた。
みんなから愛されていて親としてうれしい限りです。数名の友達と文通するんやて。
ラインやスカイプがあるこの時代に文通というのがなんかいい感じです。

そのスカイプでAmazonでの買い物をお願いされたんだけど、送料無料にするために
映画とかを見られるサービスのお試し登録を解除するのを忘れてたことに気づく。
調べたら〆切が今日になってて、気づくの一日遅れてたら年会費3万円が自動で
引き落とされるとこでした。 アブネ━━━━Σ(゚д゚;)━━━━!!

ところで買い物頼まれた一つは乾電池なんですが
(近くの薬局に売ってるけど、ついでなのでAmazonで購入)、
単3とかの英語の呼び方全然違うんですね。知らなんだ。
これでも東京「工業」大学の「工学」院の教員です。

論文と遠征計画

とりあえず論文書けた。
色々問題が生じて一週間ほど予定より遅れてしまった。
まあ、色々勉強させられました。将来に活きますように (T人T) ナムナム

あとは共著者の皆さん次第で、私の方ではあまりやることもなくなった。
2本目に取り掛かってもいいんだけど、なんか〆切もまだまだだし、
何より文章書くのもサーベイするのも飽きてきた。

というわけで、遠征計画を立てることに。
まず、Marioにメールして、Spong先生とBijoy先生にメールして、Minghuiにメールした。
Spong先生からはすぐに返信があって、おそらく9月始めか中旬くらいに行ってくることに。
Bijoy先生も予定があえばそのときですね。

これの行きか帰りにMinghuiのとこに寄ろうかと思ったけど、
直行便もなかったので「ついで」にはならないらしい。場所的には途中なんだが。
というか、PennStateまでの航空券が妙に高い。ダラスより全然高い。
うーん、やめとくかなあと思いつつ調べていくと、9月末だけ100ドルくらい安くなってた。
これより後を調べてもやっぱり高くて、何でここだけ安いのか不明。
で、早速Minghuiにはこの時期の可否を聞いてみた。

前のMinghuiのメールにはまるで目と鼻の先みたいな書きっぷりで
「どこそこ大学も車で"3時間"だよ」
と書いてあった。。。。えーと、3時間って日本だと小旅行ですね。
うーん、やはりスケールが違う。調べると、バスだと5時間くらいかかるらしい。
運転する気にもバスに乗る気にもなりません。

割と近い距離をピボット的に動くのが一番きついかもしれませんね。車なしの身としては。

2016年7月22日金曜日

予防接種の話

今週はIEEE PES GMがあるため(先日のACCの目と鼻の先ですね)結構
研究室はガランとしてます。私ももっと前に知っていれば参加しても良かったけど
Wenboから聞いたのが3日前でした。そっから事務に手続きして云々は無理でした。
まあそれなりにちゃんと研究してます。

さて、娘の小学校の件をしばらく書いていなかったけど色々大変です。
まず、電気代の請求書が登録に必要なんだけど、オーナーが支払う契約なので
請求書が来ない問題。何とかなるだろう、と思いきや結構この要求は厳密らしく、
ないと本当に登録ができないらしい。
オーナーが色々動いてくれて、最初の一か月は自分で払い、後でキャッシュバックするように
取り計らってくれた。でも、請求書が来るまで1週間以上、多分10日くらいかかった。
自由化するとサービスが良くなると聞いていましたが、その辺どうなんでしょう?
-> まあそんな戯言、ハナから信じてはいませんけどね。

で、ようやく登録。ただ、またそこから一週間くらい音沙汰ナシ。
と、先週学校の看護師の人から連絡が入る。いわく、予防接種が足りないとのこと。
全部足りないとか。色々あるけど基本的には制度の違いらしい。
そもそも、日本は生ワクチンだそうで回数がアメリカよりも一回少ないらしい。
また、一回打ったら何年後、というスケジュールが両国で全然違うので混乱が生じたらしい。
これについては説明して一旦わかってもらう。で、こちらではMMRというのを要求されるけど
日本の先生の証明書にはMRとある。
MMRというのは麻疹、おたふく風邪、風疹の3種混合らしいが、
MRはおたふく風邪が入ってないらしい。というわけでおたふくは別に書いてあった。と、説明。

Varicella(水痘)がないぞ、とも言われたけど、水疱瘡(Chicken Poxというらしい)と一緒では?
というとわかってくれた。

それからポリオは?と聞かれる。実はDPTというジフテリア、百日せき、破傷風の
三種混合があるんだけど、今はポリオも含めた4種混合らしい。
これは国の違いか、向こうの情報が古いのかわからないけど、
医者にポリオも打っていると新たに証明書を書いてもらう。

実はこのDPT+ポリオは日本では次は11歳のときらしいんだけど、制度の違いによって
効き目促進の補助注射(booster shotsというらしい。なんか恐い感じ)
を打たなければならないらしい。。。こっち来てできるだけ早く対応しなければ。。。

その他、証明書に患者(娘)の名前と生年月日がないなどの指摘も受けた。
時間と金をケチって近くの医者にやってもらったけど、面倒を避けたければ
やっぱりちゃんとそれ専用のクリニックに行くべきです。イチイチ面倒くさいです。

まあそんな感じで無駄に予防接種や病気の名前に詳しくなっている今日この頃です。

早く娘に会いたいなあ。。。

2016年7月17日日曜日

ポスドク事情アレコレ

こちらのポスドクには年に15日間の有給が与えられるそうで、
通常はバケーションをとることもないそうです。
と言いつつ、現在あるポスドクが3週間の旅に出ています。
「え、その場合どうなんの?」と聞くと、サラリーが一割減ということになるそうです。
まあ普通といえば普通ですね。
博士学生も規則がどうなっているかわからないけど、
そんなにバケーションはとらないみたいですね。
そういえば同じ系の先生でヨーロッパでポスドクやってた方も、ポスドクに365日休みなどない、
って言ってました(ついでに日本のポスドクが普通に休みをとることに驚いてた)。

また、プレッシャーもすごいらしく、ある南部の超有名校ではない大学から移ってきた人は
あちらとは桁違い、と寂しそうに漏らしてた。
南部にいたときは、「今日はなんのゲームして遊ぶか?」みたいなノリで大学に行ってたとか。
まあ博士学生だったということもあるのかもしれないですが。

とにかくテニュアさえ取れば、あとは悠々自適な生活が待ってる!と言ってた子もいました。
まあ規則的にはそうなんですが、テニュア取った先生も結構忙しくしてますけどね。。。
とは言えず。

とりあえず、みんな生き残るために必死です。
それはそれで素晴らしいですが、何となくアメリカ人が残らない理由も理解できる気がしますね。
やはりハングリー精神旺盛でガツガツ型じゃないともたないのかも。
あるいは研究が面白くて面白くてどれだけやってても全く苦にならないとか
(ロボット系に白人が多いのはこういう理由かも)。

他方、ドイツはポスドクは知らないけど(同様にかなり厳しいことが予想されますが)
博士学生なんかはかなり悠々自適にやってるように見える。
企業に入れる、すでに入っているということで余裕が生まれているのかな。

きっと日本にここまで厳しい環境を持ち込むことはできないでしょうね。
するべきだ!とも思わないし。
いずれにせよ、「アメリカでは~~」と語られる場合、「アメリカ人」のことを
指していない場合があることには注意が必要ですね。

2016年7月16日土曜日

Antonellaさんへの発表会

今日は朝からAntonellaさんと共同研究の可能性を探るとかで
朝からいくつか発表を聞いてきた。半分くらいは知ってたけどまあ面白かった。

その後、昼ご飯をWenboと食べて、そのまま議論。
向こうは結構こちらのPerspectiveにノリノリなんだけど、
どう具現化するかが課題です。うーん。。。

あと、昼ご飯のときにステファンとDoyle先生と会った。
今度、ミーティングに参加してみてはどうか、と言われる。また行ってみようかな。
バイオのことは何もわからないんですけどね。


2016年7月15日金曜日

Antonellaさんと議論

今日は朝からAntonellaさんと議論した。
非常に話好きの方でしゃべり出したら止まらない。
結局2時間くらいやってたんではないかと思う。

内容そのものがダイレクトに研究に活きたわけではないけど、
その後関連することを色々考えて、ちょっと不安に思っていた点が解決できたように思う。
まあよかった。

2016年7月14日木曜日

セミナー

今日は2件セミナーがありました。

一人目はMeriem T. Laleg先生(KAUST)でタイトルはコチラ。

METHODS AND ALGORITHMS FOR THE CHARACTERIZATION
OF BRAIN ACTIVITY USING FMRI MEASUREMENTS

fMRIのデータから脳のモデルを作ろうとしていました。とても面白かったです。
サウジアラビアも隅におけませんね。


みんなで昼食を食べに行ったあと、午後の部。

講演者はAntonella Farras先生(Pavia U.)。タイトルはコチラ。

OPTIMIZATION BASED HIGHER ORDER SLIDING MODE CONTROL: THEORY AND APPLICATIONS

ややTraditionalな感じですが、ちょっとだけ今やってる問題で知りたいことがあったので
明日会う約束をしました(かなり時間を超過したので部屋の問題で質問できなかったので)。
Pavia大学は8年くらい前にNMPC Workshopというのがあって、行ったことがある。
彼女も参加はしなかったものの、存在は知ってて「Lalo MagniはColleagueだ」と言ってた。
確かに共著論文いっぱいあるみたいです。

いや、しかし二人とも女性という時点でレアですよね。まあLinaが女性だから集まるのかな。
実際AntonellaさんはDepartmentに女は私だけ(55人中)と言ってた。

バス。。。

またバスが壊れて動かなくなり、降ろされました。
貴重でも何でもないのね。。。

隣の席のステファン

ACCに参加している間に隣の席のChristosさんが帰国してたみたい。
7月末までいるのかと思ったけど7月の途中で帰るという意味だったのね。
さよなら言いそびれてしまった。

で、昨日から新たにステファンという人が入った。
Magdeburg大学からF. Doyleグループに滞在しているらしい。
4月に来て3階にいたらしいけど、部屋が改修工事とかでこちらの部屋に移ってきた。
Magdeburg大学ということで「Rolf先生と同じとこだね」というと
「Colleagueだけど、知ってるの?」と聞かれ、こないだ来てたということを話す。

それはともかく、「日本人だとKenjiを知ってる」と言われる。
この業界、なぜかKenjiが多いけど(私はギリKenjiではありません)
ドイツでKenjiならあの人しかいませんね。
で、聞いていくと、なんとPhDはシュツットガルトで取ったというではないですか。
ということは。。。色々人名を出して聞いていく(もちろんSawodny先生は知ってるとして)。
すると、Jayと一緒にプロジェクトやってたということが判明。

うーん、世の中狭いですね。

まあとりあえずナイスガイです。

2016年7月12日火曜日

ハーバード観光

鳥取大学のS先生がACCに参加されていたので週末に大学を案内しました。
実はよく知らなかったので(汗)、一夜漬けで勉強しました。


こちらが一番大きな図書館であるワイドナー記念図書館です。宮殿のようです。
しかし、服装がかぶっています。


ジョン・ハーバード像です。あいにく改装中です。左足に触れるといいことがあるらしい。
みんな触るからか、そこだけ変色していました。この像には3つの嘘が隠されているそうです。


メモリアルホールの前。南北戦争で戦死した生徒の冥福を祈るために建設されたそうです。
そもそもハーバード大学はイギリス植民地時代に設立されており、
アメリカという国家よりも長い歴史を持ちます。


最後に研究室にお連れして、SEASの旗の前で記念撮影。お疲れさまでした。

2016年7月11日月曜日

ガラパゴス

昨日は鳥取大学のS先生と学生さん二人(一人は京大生)とハーバード観光をしたけど
これについては写真が来てからまとめることにしよう。

こっちで暮らすと日本では普通のことが必ずしも普通でないことに気づかされるので
ガラパゴス的なことを少しまとめてみる。
あらかじめ、以下は個人的な感想なので厳密な統計に基づいてはいません。

トイレットペーパーとティッシュ:これの質がかなり違うと事前に聞かされたけど
大して気にならないです。もちろん鼻セレブみたいな商品はないと思うけど
まあ花粉症とか特別なとき以外は特に必要ないですからね。

文房具:日本の充実ぶりは異常ですね。こちらはそんなに種類はないです。
ただ、日本の場合、必要ないものがほとんどで(スマステでやってるようなやつ)、
ガラパゴスという表現がしっくりくる。
あと、こちらのノートは高いです。が、デフレ大国日本で安いことがいいことかどうかは微妙。

食器用洗剤:これが一番違いを感じる。日本のものは超優秀です。泡立ちが全然違う。
こっちのものは、きれいになってるのかすごく不安になる。

以下、商品以外に気づいたこと。

ゴミの分別:こっちは結構適当です。個人的にはこのくらいでいいと思う。

全般的なものの購入:日本の方が圧倒的に便利です。本当にないものはない。
例えば、靴を一足買ったけど品ぞろえはとても悪かった。
有名な話だけど、家電量販店など存在しない。
ネットで購入できるけど、店頭で見たいことも場合もあって不便に感じます。
もちろん、地域によると思うけど、ボストンになければ結構ないのではないでしょうか?

商店:上の件の裏だと思うけど、こっちでは結構個人商店があります。
アメリカはウォルマート等の問題で個人商店が厳しいという話を聞いてたけど、
少なくともボストンに限れば日本よりよっぽど普通に営業してます。
そりゃボストンだからでしょ?と言いたくなると思うけど、私の住んでる川崎では
(結構都会だと思うけど)個人商店は次々とつぶれていっている。
東京でもほとんど見ないですよね。田舎はもちろんどんどんつぶれてる。
日本はチェーン店や大型スーパーが席巻した結果、上の便利さが達成しているとすれば、
それは幸せなことかはわからない。

なんとなく、チェーン店や大型スーパーが席巻する様子の方がグローバル化(といって
所詮アメリカ化でしかないので両者を区別しません)に近いように思えるけど、
そのアメリカの方がそこから遠いようであれば何かがゆがんでいるとしか思えない。
結局、デフレのせいで消費者が強くなりすぎて、わがままになりすぎているのが
日本の個人商店がなくなる理由かもしれないですね。
効率化効率化と追及しなければ生き残っていけない世界より、多少不便でもそれなりに
古い店が残っていける世界の方がいいと思いますけどね。

改めて、以上はボストンだけの話なので他の地域には汎化できません。
ただ、これだけでも日本の現状は狂っているように思います。

2016年7月9日土曜日

ACC3日目

最終日は朝からLucyのプレナリー。


ここ数年間で彼女の長時間のプレゼンを聞く機会が多かったので(去年も慶応にて)、
さすがに新しい情報はほとんどなかったけど相変わらず面白いですね。
ところでこのプレナリー、なんと90分でした。
他のより長くして文句でないのかな?と思ってみたり。

その後、Human-Swarmのセッションに出て、終わった後Yue Wangと話をする。
先日彼女の編集した本に寄稿したんだけど、気に入ってくれたようで
学生に読ませていると言っていた。実はわけあって知ってたんですけどね。
とりあえず、なんか一緒にやろう、と言っておいた。

その他、会期中にはAnuさん、Mario(Sznaier)、Roberto(Tron)に会って
訪問させてもらうようお願いする。
MIT, Northeastern, Boston Uと、まさに近場ですね。

ホテル暮らしじゃない国際会議は初めてだったけど、家が遠くて逆に疲れた気がします。では。

2016年7月8日金曜日

ACC二日目

色々あってBanquetは出ないことに。それでも家に着いたのが21:30。
家に着くと娘の小学校登録の必要書類が届いていたのですぐに登録する。
なんか書くことある気がするけど疲れたので寝ます。

2016年7月7日木曜日

ACC1日目

朝から論文の打合せのためNikhilに会いにセッションルームへ。
なんと司会は先日東工大にも来てたBai君でした。受動性仲間です。

途中でNikhil部屋を抜けて議論する。
結果、「嫌だなあ」と思っていた仮定を除去することができた。
しかも学生に振っている研究のボトルネックも根は同じ問題だったのでこちらも
キレイさっぱり解決。一見全く違うように見えて、実はfoundationは同じなので
一粒で2度美味しいことがあるのでは?と思っていたが、その通りに実を結んだ。
これだけで今回ACCに参加している価値がありました。
あと、Nikhilの勧めで投稿先を変更することに。
最後に、これはいい結果だなあ、と褒めてもらう。いやいや(照)

その後、Linaに会ったら「Guannanやってることの結果が締め切りまでにまとまらなかったら
こないだの結果、とある学会に出してもいい?」と聞かれる。
世話になっているし、何か役に立てるならwelcomeなので、「いいよ」と答える。
明後日までにタイトルとアブストを出すらしいので朝は大学で仕事しよう。

昼休みはNSFがやっているSpecial Sessionに参加する。


写真はKishan Bahetiさんですが、途中、国際連携の件で藤田先生の方を指して
「with my colleague」って言ってました。

午後一はラボメンバーのSindriの発表。



その後すぐにTamが発表。前の人が5分以上超過して話すというアクシデントをもろともせず、
とても立派な発表でした。随所にうまいなあ、と思いました。
正直ハーバードの学生とかよりうまかったと思う。これで初の国際発表というから末恐ろしい。


最後はBoyd先生のPublic Lecture。


数式は使わないと宣言。その後、「あ、一個だけ出てくる」と訂正。


出ました。唯一の数式。


これが〆のスライド。機械学習を強く意識した、最適化の新定義ですね。


というわけで一日終わり。明日はもう少しNikhilと議論したり、
I先生からフィードバックもらったりします。あと、Tamの指導教員とも雑談するのかな?

2016年7月6日水曜日

ACC Workshop

ACC Workshopに参加してきました。



オーガナイザの二人。AnuさんとJacob先生です。実はLinaも発表してました。
しかし、Sindriとその友人と昼食とってたら時間が無くなってしまい、発表を聞き逃しました。。。
まあ知ってる内容だからいいっちゃいいんだけど、
彼女のやつだけブッチするとかケンカ売ってるみたいですね。
いや、俺は時間ないからサンドイッチくらいにしよう、と言ったんですよ、マジで。

ご飯食べた後に、Sindriの友人(KTH)が「food is terrible」といってた。
確かにハンバーガーと山盛りのポテトで$20はないですね。
ポテトいっぱい出されてもどうせ食べきれんし。

藤田先生に会い、懐かしいものを頂きました。ありがとうございます。


山盛りポテトよりこっちのほうがおいしいですね、きっと。

追記: これ以外にも色々頂きました。これだけホイって渡されたらシュールすぎますね(笑)。

2016年7月3日日曜日

論文改訂

さっきLinaから意見をもらってきた。
まとめると、論文のメッセージは好きだけど、受動性マニア以外にはわかりにくいとのこと。
粛々と直します。まあ共著の確認もできたし、とりあえず順調か?
今月中には投稿したいな。でも明日はNecSysのお仕事です。

明後日、7/4は独立記念日で祝日。スーパーのおばちゃんが近くで花火があるって言ってた。
どうしよう。家族が来てたらなー。。。

で、その次の日からACCです。会場がめちゃ遠い。
一時間半くらいかかるのではないだろうか(ラッシュに入ればもっと?)。
水曜にCEB Breakfastというのが朝7時からあるけど、こりゃ絶望的だ。
Banquetのあと帰るのも若干恐い気がするな。なんでこんな時に限ってランチじゃないんだ!

2016年7月2日土曜日

さっき非常に近い位置に雷が落ちて建物の火災報知機が一斉に作動した。びびった。

一か月終わって

さっき、正規の銀行カードが届いた。

さて、一応一か月過ぎたので研究の現状を記録しとこう。
とりあえず短期で新しい結果が出たのは良かったかなと思う。
また元々持っていたアイデアをそれなりにうまくまとめることもできた。
Linaも読んでくれたようでフィードバックをくれるらしい。
まあこれで共著論文を投稿できれば一か月の成果としては及第点だろう
(もちろん、通るか?という問題は別にあるわけです)。
その他、共著者になる予定のNikhilと同じ系のI先生からのフィードバックはACCでもらう。
色々意見もらっていい論文になるといいな。

ただ、問題もある。今回の渡航の主目的の研究の方が勉強だけはしたものの、
いいアイデアが浮かんでいない。うーん、これは率直にマイナスですね。
ただ、反省しても闇雲に努力しても出ないものは出ないので、このままアイデアが
降りてくるのを待つしかないですね。(;´д`)トホホ

まあその他、色々ここには書いていない失敗とかもして何かと忙しい一か月でした。
とりあえず雑多な渡航後の処理が終わったのはよかったです。

では、引き続き頑張ろう。娘と会えるまであとひと月!

追伸:Linaは今日ヨーロッパから帰ったらしいのですが、週末(論文の件で)
会う必要があれば言って、とメールが来た。
私なら絶対あり得ないですね。月曜までみっちり休む。いやー、鉄人、鉄人。

バスの定期

今日から七月なので、新たに一ヶ月分の定期を買う。
今回はACCもあったりするので、バスと地下鉄が一体になったやつを買う。
すると83ドルもした。うろ覚えだけど先月は70ドルくらいだった気がするぞ。
試しにバスのみのやつも見てみると50ドルから55ドルに上がってた。
んーー、なんでだろう。そんなに細かく変化するものだろうか。ガソリン代とか(現在高いのかしらないが)?
それともたまたま値上げときに買ったのか?
うーん、わからない。

ふと気づいたが、日本円を移すのが今ならもっと円高で得してたんですね。

所帯じみた話

さて、明日からまた週末なわけだけど、お金節約と言うよりは
家の近くのごはん屋がことごとくまずいので、
週末は地味に料理したりする
(平日は大学近くで食べたりテイクアウトして持って帰ったり)。
といってもインスタント的なものにサラダ買ってくるだけです。スパゲティとか簡単なんだけど、
あんまりインスタントのソースがないのとトマトソース的なものが多くて飽きる。
あと、調理器具が汚れるのを洗うのが面倒くさい。

てなわけでたまにハーバードからMIT方面に一駅行ったとこにある韓国系のスーパーHMARTに行って
下みたいなのを大量買いする。日本にいると気にならないけど、こういうのってありがたいです。


ただ、梅、たらこ、明太子ってどういうラインナップなんだ。後半2つほとんど一緒やんけ。

あー、早く嫁が来て作ってほしいな。