こちらのポスドクには年に15日間の有給が与えられるそうで、
通常はバケーションをとることもないそうです。
と言いつつ、現在あるポスドクが3週間の旅に出ています。
「え、その場合どうなんの?」と聞くと、サラリーが一割減ということになるそうです。
まあ普通といえば普通ですね。
博士学生も規則がどうなっているかわからないけど、
そんなにバケーションはとらないみたいですね。
そういえば同じ系の先生でヨーロッパでポスドクやってた方も、ポスドクに365日休みなどない、
って言ってました(ついでに日本のポスドクが普通に休みをとることに驚いてた)。
また、プレッシャーもすごいらしく、ある南部の超有名校ではない大学から移ってきた人は
あちらとは桁違い、と寂しそうに漏らしてた。
南部にいたときは、「今日はなんのゲームして遊ぶか?」みたいなノリで大学に行ってたとか。
まあ博士学生だったということもあるのかもしれないですが。
とにかくテニュアさえ取れば、あとは悠々自適な生活が待ってる!と言ってた子もいました。
まあ規則的にはそうなんですが、テニュア取った先生も結構忙しくしてますけどね。。。
とは言えず。
とりあえず、みんな生き残るために必死です。
それはそれで素晴らしいですが、何となくアメリカ人が残らない理由も理解できる気がしますね。
やはりハングリー精神旺盛でガツガツ型じゃないともたないのかも。
あるいは研究が面白くて面白くてどれだけやってても全く苦にならないとか
(ロボット系に白人が多いのはこういう理由かも)。
他方、ドイツはポスドクは知らないけど(同様にかなり厳しいことが予想されますが)
博士学生なんかはかなり悠々自適にやってるように見える。
企業に入れる、すでに入っているということで余裕が生まれているのかな。
きっと日本にここまで厳しい環境を持ち込むことはできないでしょうね。
するべきだ!とも思わないし。
いずれにせよ、「アメリカでは~~」と語られる場合、「アメリカ人」のことを
指していない場合があることには注意が必要ですね。
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