昨日は鳥取大学のS先生と学生さん二人(一人は京大生)とハーバード観光をしたけど
これについては写真が来てからまとめることにしよう。
こっちで暮らすと日本では普通のことが必ずしも普通でないことに気づかされるので
ガラパゴス的なことを少しまとめてみる。
あらかじめ、以下は個人的な感想なので厳密な統計に基づいてはいません。
トイレットペーパーとティッシュ:これの質がかなり違うと事前に聞かされたけど
大して気にならないです。もちろん鼻セレブみたいな商品はないと思うけど
まあ花粉症とか特別なとき以外は特に必要ないですからね。
文房具:日本の充実ぶりは異常ですね。こちらはそんなに種類はないです。
ただ、日本の場合、必要ないものがほとんどで(スマステでやってるようなやつ)、
ガラパゴスという表現がしっくりくる。
あと、こちらのノートは高いです。が、デフレ大国日本で安いことがいいことかどうかは微妙。
食器用洗剤:これが一番違いを感じる。日本のものは超優秀です。泡立ちが全然違う。
こっちのものは、きれいになってるのかすごく不安になる。
以下、商品以外に気づいたこと。
ゴミの分別:こっちは結構適当です。個人的にはこのくらいでいいと思う。
全般的なものの購入:日本の方が圧倒的に便利です。本当にないものはない。
例えば、靴を一足買ったけど品ぞろえはとても悪かった。
有名な話だけど、家電量販店など存在しない。
ネットで購入できるけど、店頭で見たいことも場合もあって不便に感じます。
もちろん、地域によると思うけど、ボストンになければ結構ないのではないでしょうか?
商店:上の件の裏だと思うけど、こっちでは結構個人商店があります。
アメリカはウォルマート等の問題で個人商店が厳しいという話を聞いてたけど、
少なくともボストンに限れば日本よりよっぽど普通に営業してます。
そりゃボストンだからでしょ?と言いたくなると思うけど、私の住んでる川崎では
(結構都会だと思うけど)個人商店は次々とつぶれていっている。
東京でもほとんど見ないですよね。田舎はもちろんどんどんつぶれてる。
日本はチェーン店や大型スーパーが席巻した結果、上の便利さが達成しているとすれば、
それは幸せなことかはわからない。
なんとなく、チェーン店や大型スーパーが席巻する様子の方がグローバル化(といって
所詮アメリカ化でしかないので両者を区別しません)に近いように思えるけど、
そのアメリカの方がそこから遠いようであれば何かがゆがんでいるとしか思えない。
結局、デフレのせいで消費者が強くなりすぎて、わがままになりすぎているのが
日本の個人商店がなくなる理由かもしれないですね。
効率化効率化と追及しなければ生き残っていけない世界より、多少不便でもそれなりに
古い店が残っていける世界の方がいいと思いますけどね。
改めて、以上はボストンだけの話なので他の地域には汎化できません。
ただ、これだけでも日本の現状は狂っているように思います。
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