2016年5月1日日曜日

支援制度への応募

また少しだけ時間を遡って

国際的な共同研究推進のための派遣・招へい支援プログラム

の話(応募〆切2/29)。応募するカテゴリーは、

(B) 海外の大学等との共同研究推進のための教員派遣支援

の中のコレ。

(B-4) 若手教員長期派遣
対象: 准教授、講師、助教
派遣期間: 原則3カ月以上1年以内
支援経費 : 渡航費・滞在費
H27年度実績 :3 名  ※採択件数は予算により変動

副学長スライドから(B)の全プログラムの採択率はそれほど厳しいものではないものの、
(B-4)はその他の短期のものに比べて高額になるので、その数字をまるっと信じられない。
というか倍率がいくらであろうと、おかれた状況を考えれば全力で頑張らざるを得ないけど。

提出書類は様式1と様式2の二つ。
様式1は渡航先や期間などの定型の情報を埋めるだけなので(ただ、帰りの航空券がまだ売り出されてなかったのでこの点だけ事務に質問して行きの分だけで良いことを確認)、
様式2の下記の項目が主に考える対象。

・共同研究の題目
・共同研究の概要
・派遣により期待される共同研究の進展への効果等
・研究実績
・今回の共同研究に関連する論文
・学内での主な教育および運営活動実績
・申請する共同研究に関連する外部資金の獲得状況および申請予定

実際の文章はここには書けないけど、支援制度の趣旨からして「論文を何本書いて・・・」
とか主張するより、これまでの国際共同研究の実績を推すしかないな、と考える。
もちろん嘘は書けないけど(客観的に見て、少なくも多くもないくらいの実績ではないかと思う)、
これを中心に据えるかどうかで結果の文章も変わってきたように思う。
あとは大阪でLinaとかを呼んで開いたワークショップのことなどもさり気に滑り込ませる。

で、何度も何度も読み直して少しでも論理が通らないところがあれば書き直し、
記載すべき事項がわからないときは迷わず事務に質問。
これまで科研費の申請で学んだ細かいテクニックなんかも総動員する。
この短い文章をここまで時間をかけて作ったことなどあっただろうか(反語)。

全ては家庭の円満のために

で、2/25に祈りながら提出。2/26に事務から追加情報(訪問先からの承認を証明する書類)
の要求があり、その日中に対応。おわり。

本来、このように一つの支援制度に推敲に推敲を重ねて出すのはおそらく邪道で、
たくさんの類似制度に応募して「どれか引っかかれば」とやるのが王道だと思う。
状況がそれを許さなかっただけです。というわけで、良い子はマネしないように。

0 件のコメント:

コメントを投稿